戦略とロードマップの実行 -5- グローバルコミュニケーション&コラボレーションの方法

(1) シンパシーとエンパシー

シンパシーは、辞書で調べると、「同情、思いやり、あわれみ」(研究社新英和中辞典)、「the feeling of being sorry for somebody、showing that you understand and care about somebody”s problems」(Oxford現代英英辞典)と定義されている。

一方で、エンパシーは「共感、感情移入」(研究社新英和中辞典)、「the ability to understand another person’s feelings, experience, etc.」と定義されている。

辞書の意味だとわかりにくいのだが、一般に、シンパシーとは、例えば、悲しい映画や話を聞いて自分も共に泣きたくなるような気もちのことを言う。一方で、エンパシーとは相手の気持ちを理解するが、相手と自分を同一視することはなく、彼らのために何ができるかを考えるという気持ちを言う。

グローバル人材マネジメントにおける、コミュニケーションとコラボレーションを支える根幹としては、シンパシーよりもエンパシーの気持ちを重視したい。エンパシーで考えることができると、背景の違う人々どうしが理解しあえるようになる。

 

(2)コラボレーション強化の取り組み

コラボレーション強化のための具体的な取り組みは、フォーマルなものでは、CFT(クロスファンクショナルチーム)を国境・国籍をまたいで設定することが有効である。また、前述したバリューチェーンの機能別のミーティングやトレーニングの機会を増やすことでグローバルコラボレーションを強化できる。

また、各国各拠点の取り組みをグローバルベースで共有する社内報や、各社員の面白い取り組みを世界中に伝達するニュースレターなど、一つひとつの拠点、一人ひとりの社員に対して注目した取り組みを継続的に実施する。

その際に、登場人物の名前を掲載し、当該人物に直接アクセスできるようにしておきたい。そのためにも、世界中の社員にアクセスできる人材データベースとして、全社員の名前とメールアドレスがわかるリストが共有されていると望ましい。

(次回へつづく)


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