はみジャパ習慣(3)カツオマインドでタブー外し!

みなさん。その後、いかがですか?
日本から、日常から、ナイスなはみ出し、していますか?

前回のお話では、「はみ出すということ」について、
=「やっちゃいけないと思っていること」も、見方次第で本当にやっちゃいけないとは限らない。
=ならば、本当にやりたいことをやってみるべき!
=それはサザエさんに出てくるカツオくんのような、1つの純粋ないたずら心
=そんなはみ出した部分こそが個性

というお話を書きました。

その中でも「カツオマインド」のポイントは、
(まだ「カツオマインド」をご存じないあなたは、コチラをどうぞ)
「正しいと思うから」行動するのではなく、
「面白そうだから」「やりたいから」行動する、ということ。

私がそんな「はみ出し行動」をするようになったのは、日本の外に出て暮らすようになった、タイ時代から。

タイ人の生活を見ながら、「こんな簡単に単純に生きてていいんだな」「好きな事を好きだと言って、やりたいことをやっていいんだな」と思うようになったのです。

前稿でも『タイ人はタブーを外すのも得意』というお話をちょっと書きましたが、その点をもうちょっと掘り下げて、今回お話しようと思います。

 

 

今回は、あえて結果からお話しします。

タイでは、全てにおいて、まず「心」(=気持ち)が最優先。

 

 

タイ語には、
   「ジャイ=心」
という言葉が入った表現が多い。

というお話は、以前の『タイ式のほほん習慣(1)「待っている」?「待たされている」?』でも書きました。

 

 

それだけタイ人は「心」を優先し、「心」を中心に生きています。

ひょっとしたら最近の日本人のような「本当はどうしたいのかわからない」なんて人は、タイにはほとんどいないかもしれませんね。

 

日本にも「県民性」なんて言葉がありますが、風土はその土地の人のキャラクターに、大きく影響を与えます

風土によって育つ食物が変わり、食品の加工・保存法が変わること、気候に合わせて寝食や生活の仕方が変わり、言語表現も変わってくることが、国民性に影響するのでしょう。

 

これはタイ時代、冬の日本に一時帰国したときに気付いたことです。

「あ、最近こんな風に、布団から出たくなーいっ!って思ったこと、なかったな」って。

 

目覚めると汗ばんでいて、とりあえずシャワーを浴びたくなる朝。

だったら運動するなら朝だなっ!ってことで、シャワー前に朝からお散歩してみたり。

日の出もゆっくりだから、6時半くらいに起きても朝焼けの空のショーが見られて、ちゃんと早起きした気分。

 

 

 

日本の冬の早朝、日の出前の早起きほど、修行なことはないと思う。
だけどこんな修行をしようにもできないのが南国という環境、風土。

日本人なら誰しも経験があるであろう、あの冬の朝の、布団から出る葛藤。

それがない生活!

1年中、朝から太陽が昇っては、カーッと強い日差しが照りつける、テンションの高い生活。

雨期だって、1日中しとしとと雨が降り続けることがない生活。

暑ければさっとシャワーを浴びて、汗や要らないモノはさっと水に流す生活。

1年中、薄着で身軽な生活。

これだけシンプルな生活をしていたら、人間が単純にシンプルに、「心」中心の行動をするように、ならないはずがありませんよね。

 

 

日本のように、「四季」というストーリーや抑陽がある生活をしていると。

四季の移ろいを感じ取るように、
いろんなことを空気で感じ取ったり、
異なるものをミックスして新しい次元の物を作り出すのが、
得意になったりしますね。

 

先日韓国旅行に行って思ったのは、韓国には四季がありますが、日本ほど湿気がなく、カラッとしているということ。
実際韓国の人は、日本人ほど湿った感じがなく、カラッとした印象がありますね。
南国の人のシンプルさ・単純さとは違う、もっとオープンで快活な感情表現を感じます。

 

 

韓国屋台のピビンバッ

 

 

 

ちなみに韓国でもタイでも、料理には唐辛子をよく使いますが、これもカラッと単純な印象の国にピッタリの食材です。

ちょっと難しいお話ですが、食養的な側面からお話をすると、唐辛子はすごく陰性な食材で、身体の熱を一瞬にしてパッと燃え上がらせた後に、グッと体熱を下がらせることで、身体の熱を外に逃がす作用があるのです。(だから唐辛子を食べると一瞬汗をかくんですね。汗は身体を瞬時に冷やすために出るものです。)

こういう「瞬間的作用」がある食材をよく食べている、という点が、単純さ・カラッとした国民性に通じるものがあります。 

 

日本はお米をよく食べる国。

程よくモチモチした食感が美味しいな、と思わせてくれる日本のお米、炊くと水分は70%と、私達の身体の水分量とほぼ同じくらいです。
お米に含まれる糖は分解・吸収が穏やかで、農耕生活をしていた昔の日本人にピッタリ。
血糖値の動きが穏やかな穀物の生活をしていた日本人は、おのずと穏やかで、お米のようにみずみずしくてやわらかい身体や心を持つ民族になったのですね。 

韓国でもお米はよく食べますが、同じくらいお野菜も食べるのが韓国。

韓国は世界一の野菜消費国だとか。

どんなお野菜もキムチにして、ご飯と同じくらい食べますね。

唐辛子入りのキムチと、麦入りご飯が韓国の定番。

キムチやナムルなど、お母さん達の手間のかかった「ご飯のおかず」達は韓国飯の王様で、まさに「スローフード」がもてはやされるのも、韓国のご飯の特徴。

 

同じ唐辛子を用いた食卓でも、この点がタイとの大きな違い。

タイでも大昔は鯵を塩漬けにしたり、玄米を炊いたり、豆乳を絞ったり、ある程度「スローフード」な生活をしていたようですが、基本的に食物の日持ちを期待できない気候なので、「作ったらスグ食べる」が鉄則。

ソムタムのように、唐辛子と一緒にパパイヤやトマトなどの夏野菜を一緒に石臼に入れて、トントコ叩いたらスグご飯の出来上がり。
屋台でもスグに買えるから、分業が進んだ結果、一家の主婦にキッチンは要らなくなったんですね。

(お手伝いさんのいないタイの一般家庭の住居では、ほとんどの場合、台所はありません。)

「ご飯を作るより、外で稼ぐ」がタイの女性。

だって、ご飯は作っても日持ちしないし、スグにその辺の屋台で、出来立てを買えるから。

 

こんな風に、風土や言語からその国の国民性やお国柄を理解するのも面白いことですが、ちょっとお話が長くなりました。

 

要は、そんな単純な生き方で生活している人間も、この地球上にはいっぱいいるんだよっていうことです。

 

そんなわけで、「やってみたい!」「こうしたい!」

そう思った直感や気持ちに、忠実に、素直に。

磯野カツオ氏のようなマインドで、いっちょはみ出してみるのも、いかがでしょうか?

 

 


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