バンコクマダム録(11)マダムはみんなキレイだって、ほんとだよ

先日、タイ時代の写真を整理していて、思い出したことがあります。

それは「駐妻さんはみんなキレイだ」ってこと!

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパー駐妻のNさん(ご存じない方はコチラをどうぞ)に初めてお会いしたとき、「品の良さ」を感じたと共に、「うわぁ~キレイな方だな!」って思ったんです。

まだ社会人になって間もなかった私。
大人の女性(とは言っても私と10歳も変わらない範囲ですが)と言えば、会社の先輩くらいしか会ったことがありませんでした。

Nさんは私が会社で会った先輩達とそんなに歳は違わないけど、昇り立つ香り、オーラが違う。

美しくて健康的な、艶のある髪。
ゴテゴテしていない、品のあるお化粧。
自分の良さを分かっている、個性を忘れないセンス。
なにより、品があって、愛嬌があって、眩しい笑顔!

まだ「駐妻さん」という言われ方をする枠があること自体、よく知っていなかったので、そういう枠でこそ、彼女を括って見なかったものの、

「バンコクに住んでいると、これだけステキでいて、普通のことなんだ!」

と、「バンコクにいる日本人女性=ステキ」とばかりに、単純にインプットされてしまいました。

 

 

 

初めての奥様会なんて、何を着ていったらいいのか、かなり悩んだもの。

それまでのうのうとOL生活や病人生活をしていた私にとって、そんな風に自分をステキに演出する術など、お洋服からメイク技術から何から何まで、何も持っていませんでした。

 

 

 

タイ語オタク仲間のあやぼうには、

「最初、エビちゃんがいかると思った~!」(揶揄)

と言われるほど、ちょっとJJ風・・・というか、ギャルっぽい・・・というか、今風・・・というか、いわゆる日本の若い女子・・・というか、そういう感じの子でした。

注:エビちゃんを知らない世代の方のために・・・エビちゃんとは、女性誌JJの専属モデルで、当時一斉を風靡していた、蛯原友里ちゃんのことです。似ているとかではなくて、雰囲気が・・・ということです。

恥ずかしいので小さめに・・・2006年9月渡タイした頃の私。

もちろんマスカラ二度塗りは当たり前。

めまいという不定愁訴に悩まされていた、けっこうな病人時代。 

 

 

それでも新米妻だった私は、タイ語教室で会うクラスメイトの先輩奥様達(駐妻としては同期だけど、奥様・人妻として先輩という意)や、会社の先輩奥様達を見ていて、

「あぁ、こんな風に『良い奥様』になりたい!」

と勝手に妄想(本当に勝手に彼女達を『良い奥様』と妄想していただけ)しては、真似し始めました。

 

そんな矢先、タイの美容院でのカットに失敗して、ずーーっと長かった髪の毛を、ばっさりショートにすることになりました。

髪の毛を切ったら、一気にギャル臭のようなものが消え、「良い若奥さん風」に。
ショートにしたことで、似合う服も変わり。
お洋服も、屋台で安いお洋服を買って、ずいぶん主婦っぽいものを選ぶようになっていきました。

 

ショート時代の写真はこれしかありませんでした。。。

雰囲気だけでも。タイの運転免許証。2007年。→

 

そこで、なんとなく居心地の悪さを、覚えるようになりました。

もともと私が髪を長くしていたのは、くるくる天然パーマ風のくせ毛を、扱いやすくするため。
短くすればするほど、西洋人並みのクセが出てきて、扱いにくいのです。

肩に掛かる髪の重量感や、いつでもクルクルっとまるめてお団子にできるふわふわのロングは、私にとっては安心感と機能性を兼ね備えている、一番居心地の良いスタイルでした。

そうだったことに、失って、初めて気が付いたのでした。

 

それで私は、「私」じゃなくて、「良い奥さん」になろうとしていたんだって、気付きました。
それからというもの、本当に気に入っているお洋服以外は、全部ポイポイっと捨ててしまい、髪もまた伸ばし始めました。

 

奇しくもそれは、いろんな習い事にも磨きがかかっていた時期のこと。

つまり、「本当にやりたいことを、思いっきりやり始めていた」時期。

 

OPNIONコラムの「はみジャパ習慣」でも書いておりますが、「本当にやりたいと思っていることをやる」って、本当に、果てしなく大事な事で。

「本当にやりたいことを思いっきりやっている」と、生活はすごくシンプルになって、大切なものしか残りません。

つまり、楽しいことしかなくなるんです。

もちろん、そんな中でも、いろんなことは起こります。
でも全部「自分が選び、自分が望み、その結果や過程の中で起こっている」「全て必要で起こっている」そう心から思い、言えるようになります。

つまり、「何かおこったこと」を、「誰かのせい」にすることがないんです。

「誰か」を責めていたこと・許せないでいたことって、「自分」を責めていたことなんだ、許せないでいたことなんだって気付きます。

全てが気付きで、全てが自分へのメッセージになります。

「本来の自分を生きている」から、「自分って何なんだろう?」「本当はどうしたいんだろう?」「何が自分らしいんだろう?」なんて、悩みは無くなります。

自分らしさ(=本来の自分)を、香りや空気、雰囲気、居心地の良さから、考えずに感じ取るようになるんですね。

「そんな自由ができたのは、優雅な生活の駐妻さんだったからでしょ」って言われるかもしれませんが。
私ぐらいはみ出し駐妻しちゃうと、狭い海外の日本人社会・駐在員社会では、けっこうリスクもありました。

 

実は私は、ずっと「書きたいのに書けない」人だったんです。
今ではこんなにばーんばん!と書いていますが。
というより、今の私だからこそ、こんな風に書けたりもしているんですけどね。

こうして書くことを、当時は、非公開のSNSやブログであっても、反対されたり、批判されたり。
もちろん、大学生をやっていたことに関しても、同じく。

アーティストのライブを見に行くこと、夜遊びをしたこと、タイ人のお友達と遊びに出たこと、そういった特に「駐妻さんらしくない」行動に関しては、やはりご意見を頂いたり「いろんなこと」があったことも、多々。

 

 

 

 

 

本邦初公開!

タイで大学生をやってた頃の私。2008年。→

 

「駐妻さん」=「駐在員を支える立場である」「会社の名前を背負った立場である」という事を考えれば、無理もないことでした。

そういったご意見も有難く聴き「全て学び!経験!メッセージ☆」だと1つ1つ感謝と共に受取りながら、自分にとって後悔がなく、ちょうど良いマイウェーを行けるように、道や行動を選んで来ました。

その辺の行動心理については、OPINIONコラム「はみジャパ習慣」でも連載中ですので、よろしければご一読下さい。

「はみジャパ習慣」を読み進めていただいてもわかりますが。
「ジャイ」(=心)という表現がよく出てくるタイ語のタイ文化の元で生活しながら、「ジャイ」「ジャイ」言うタイ人と「ジャイ」「ジャイ」言いながら「ジャイ」「ジャイ」連呼するT-popの歌詞と共に踊り歌っていると、「ジャイ」(=心)を中心としない生活に対して、反対に疑問を抱いたりもするようになるものです。

よくタイ人を表わす代表的なタイ語として持ち出される「マイペンライ」(大丈夫、なんとかなるさ)の精神は、このような「ジャイ」(=心)を連呼するタイ語の精神の中でこそ培われたものだと思います。

 

「思いっきりやりたいことをやり始めた」頃、ちょうどよいタイミングで、そんな仲間にも恵まれました。

「手放せば入る」「必要なものは恵まれる」とはよく言ったもので、当時「悪友」とも呼ばれたイルカちゃん(動物に例えるとイルカっぽい子なんです。私のブログでも「イルカちゃん」と表記しているので、そのままコチラでもイルカちゃんと表記します。)が来タイしたのがこの頃。

私より小学校1つ分年上なのに、一緒に遊びに行くと、いつも私より年下に見られていたイルカちゃん。
当時若干20歳だった宮崎あおいちゃんの写真を見たタイ人に、本気で「雑誌の表紙になっていたでしょ」と誤解され、釈明に困っていたイルカちゃん。
自分を持っていて、見た目は若いのにちゃんと品もあって、ちゃんとキャリアも語れるものも持っていて、いつも楽しいことしか考えていなくて、健康的で、博学で。

Nさんの次に「理想の女性の姿」として、いつの間にか影響を受けていたのは、一番一緒に出かけることの多かった、彼女だった気がします。

彼女がいてくれたから、「オリジナルな駐妻生活を、やりたいことを思いっきりしながら楽しむ」ことができました。

彼女と共有することの多かった「はみジャパな駐妻生活」については、また後日ボチボチ書くとして・・・そんな「はみジャパ駐妻生活だったからこそ得られた経験」があるからこそ、こうしてモノを書くこともできる、今の私がいます。

 

駐在赴任前後の私より、ずっとノビノビしていて、自信もついて、毎日が楽しいです。
当時ご意見を戴いた諸々から、支えてくれた仲間の応援や勇気づけ、力づけ、一緒に楽しんでくれたいろんな人達、全て、全てに、ものすごーーーく、感謝しています!

その結果、今の私は、あの頃よりも自由なせいか、ずっと若く見られます。
体型や顔形も、いつの間にか変わりました。
アイメイクもやめちゃって久しいですが、マスカラ2度塗りしなくても、今の方が表情がノビノビしてるせいか、目が大きく感じられるような。

そしてなにより「自分らしくいられる仲間や場所」も、あの頃よりたくさん持っています。

 

駐在して数か月経つうちにも、新しい後輩駐妻さん達(もちろん年齢は私より上ですが)も、新しくバンコクにやってきました。

どんなに最初は「普通にその辺の近所のスーパーにいる奥様」だった人でも、数カ月もすると、みんな化けてくるんです!

これは不思議なものです。
きっとみんなそれぞれ、私のように感化される素になる先輩駐妻の1人や2人、もしくは生活の仕方など、あるのかも知れませんね。

もちろん時間と金銭的な余裕の中で「シミ取り」や「しわ取り」に行って、それで「キレイになったね♪」ということもありますが。

女性は「キレイにしよう!キレイになろう!」と思うだけで、メキメキ綺麗になりますもんね。

 

そういう連鎖が、駐妻さん達の間で起こっているように感じます。

思うに冒頭のスーパー駐妻Nさんは、そういう「駐妻さんらしい」気品を兼ね備えたうえで、「自分らしい」美しさも兼ね備えていたから、特別ステキだったのでしょう。

最初に出会えた駐妻さんがNさんだった私は、ラッキーだったのかも。

あれが「標準」としてインプットされちゃったから、自然とそれを目指すことができたような。

 

さて、そんなわけで、駐在晩年~今の私は、というと。

コテコテのメイクもやめ、髪は黒髪に。
お洋服も、着心地がよくシンプルで、自分の気に入ったデザインを選ぶようになりました。

プロフィールでもおなじみの、今の私。2012年。

 もちろんアイメイク0。2006年の頃よりノビノビ♪

 

以前のエビちゃん風の装いも、実際自分にとっては「シンドイ」ものだった、という感じがします。
こんな風に、毎日お化粧したり、メイク落としたり、せっせと基礎化粧品つけたり、めんどうだって思う日もあるのに、これを本気で死ぬまで続けるのかしら?って、よく思っていましたし。

あれはあれで、日本の女子文化や、雑誌の詠う「キレイ」に横に並ぶための、はみ出さない習慣のおしゃれだったのかも知れません。

今の私は、お陰様で♪ 相変わらずのはみジャパ生活をしつつ、ノビノビとやっています!
(はみジャパについてはコチラ。)

 

 

 

次稿以降では、もっと「はみジャパ」な内容を?!

「やりたいことを思いっきりやる!」って、何をやっていたの~?

「はみジャパ駐妻生活って、何してたのさ~?」という点も、ボチボチ書きたいと思います。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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