裸から考える世界の子ども事情

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今回は(毎度のことですが)ゆる~い感じで、世界の子供達について書いてみようと思います。
私は子連れでバックパッカーをしたり、国内、海外問わず旅行をすることが趣味です。子連れの私の目線からすると、やはり旅をしていて気になることは現地の子供達です。
今まで、娘を連れて15カ国ほど行きました。同じ国にも何度か行っているので、とりあえず落ち着きがない生活をしています。
九州に住んでいたときは、北海道の実家まで娘を連れ毎回フェリーを乗り継ぎして往復していました。
途中、下船先の町に寄ってブラブラしながら。
私は基本的に旅や異動が好きな人間だと思います。

 
<スペインの子ども達>
現在はスペインで家族で暮らしているので、スペインでの国内旅行が多いです。
そんな中、ここ南スペインの現地の子供達を見て思うのは、何と言うか昭和っぽい感じでしょうか。
うまく説明できませんが、昭和チックな雰囲気が漂うのです。
いい意味で子供らしくやんちゃな子達もチラホラ。
そして夏休みの間は毎晩夜中の1時まで近所の子供達が子供達だけでギャーギャー叫んで遊んでいます。

私は数十世帯がグルリと塀に囲まれているお家に住んでいます。親達もセキュリティー面では安心しています。

そのせいもあって、敷地内といえまだ5歳位の子でも親抜きで他の子供達にまぎれ夜中まで遊んでいます。

さすがに日本でもアメリカでもそんなに遅くまで子供だけで遊ばせる事はなかったので、当初は驚きました。(一応、スペインでもアメリカのように小学生以下を保護者無しに一人にしてはいけないという法律はあるそうです。)

この生活スタイルの裏には、昼間は暑すぎて動けない、そしてシエスタがあるので昼間は寝てるという事情があるそうです。
地元のフラメンコのステージを見に行った際も、来場者の半分は70歳以上であろう年齢の高さの中、夜11時に始まり朝4時に終わりました。

日本のおじいちゃん、おばあちゃんは完全にその時間は寝てるというイメージだったので、これもビックリしました。

近所にイギリスとスペインとのハーフの友人が居るのですが、彼女は子供の頃は1年の半々をイギリスとスペインで過ごしていたそうです。その時も、イギリスでは7時には家に居る状態、スペインでは夜中まで遊んでオッケーと、子供ながら感覚を分けていたそうです。

 

そんな中、スペインでもさすがにやんちゃ度が過ぎると近所の大人達も他人の子供だろうがガンガン怒ります。

私もたまに近所の子供達に注意したり怒ったりしますが、ちゃんと素直に受け止めてくれます。なので怒りがいもあります(笑)

スペインの女の子で驚いたのが、小学生の子はビキニのパンツのみで、公共の海水浴も平気で楽しんでいること。

若干、胸ふくらんでるんじゃないの??という女の子もビキニのパンツ一丁で平然と海水浴を楽しんでいるので、少しビックリしました。
ここの町のビーチはゾーンによって、普通のビーチ、トップレスゾーン、全裸ゾーンと分かれています。(ちゃんとした境界線はなく感覚的に分かれています)

砂で遊んでいる子供達のすぐ真横で、トップレスのお姉さん達が日焼けを楽しんでいるという光景も珍しくありません。

たまに全裸ビーチゾーンで、両親はスッポンポン&小学生の子供だけパンツ着用で海水浴を楽しんでいるファミリーもいたりします。(これぞ本当の男女の体のしくみについて学ぶ性教育でしょうか!?)

 
<アメリカでは。。>
この小学生であろう女子がトップレスで普通のゾーンでも遊んでいるという姿は、特にアメリカで義務教育を受けて来た夫にとっては理解できないようです。
アメリカでは小学生の女の子が父親とお風呂入ったというだけで問題になる国です。
私も以前、日本に住んでいた際に3歳の娘がパンツ一枚で室内のテラスの窓際に立った際に、夫は私に凄い勢いで怒りました。
“近所に小児性愛者がいたらどうするんだ!?”という言い分でした。

なので公共のビーチで女の子が上半身裸で遊ぶだなんてことは考えれないそうです。
子供達の行方不明や、小児性愛者の問題が多いアメリカでは、法で規制したり、裸に対しての価値観を厳しくしないと子供を守りきれないのでしょうか。

 

<インドの子ども達>
スペインよりももっとワイルドなのは、まさに全裸でガンジス川にダイブするインドの子供達ではないでしょうか。

こちらも小学生の男の子が全裸で、いっさい何も隠さずガンジス川におもいっきり飛び込んで遊んでいます。

しかも人目につくガンジス川のガートの所でです。
旅行者の私がおもいっきり凝視しててもです。

それどころか、日本人の私に「オレらのもっとすごいダイブみせてやるぜ!!」という感じで、全裸の子供達が次々とガートからガンジス川に飛び込むのです。

私もガンジス川に入水しましたが、底は藻だらけでヌルヌルするし、衛生的に良くはなさそうです。

女子は一応パンツははいてました。でも、水着ではなくパンツなので若干ダイブするうちにヨレヨレになって、今にも破けそうな危うさがありました。

ダイブしてた男の子が見ていた私に気づき、「オレは金のためにダイブしてんるんじゃないぜ」とわざわざ英語で言ってきたので、ただ単に素直に自分のワイルドなダイブ(全裸ってことは置いておいて、技術面で)を見てほしかったのでしょう。

インドでも毎年、インドの子供達が数万人と行方不明になっているそうです。これらの事件の裏には大きな組織が関与しており、目的は主に人身売買だと言われています。(その中には売春などの性産業も含む)
なので、アメリカとは違い個人の性的な趣味で子供を誘拐する人が少ないのかと思うのですが、どうなんでしょう?それにしてもこんなに誘拐が多いとは、大きな問題です。

国が違えば環境も価値観も違う。すると子供達の普段の生活模様もずいぶんと変わるのだな~と、こんな“半全裸か全裸か!?”ということからだけでも色々考えさせられます。

また、色んな国の子供達の様子を書いていきたいと思います。


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