カンボジア格闘技留学はじめます
初めまして、大崎 章弘と申します。
今回ご縁がありまして、この開国ジャパンというプロジェクトに寄稿させて頂く事になりました。
開国ジャパンさんにもこれがきっかけで寄稿させて頂けることになったのですが、仕事を辞めて、カンボジアに格闘技留学をしています。
突っ込み所がありすぎると思うので、どこから説明したらいいか分かりませんが、笑
僕がなぜカンボジアに格闘技留学に行こうと思ったかについて、今日はそもそものきっかけになった22歳の時のカンボジアへの一人旅について書こうと思います。
東南アジアへの旅行を何回か経験しており、東南アジアが好きだったので、次はカンボジアかなって、当時はアンコールワットとか見れたらいいなーっていう感じで軽い気持ちで行きました。
何日が過ぎて、アンコールワットも見たし、
一人でのんびりと暇だったので、お土産を売っている子供たちと色々話していると、
(カンボジアは英語がほとんど通じる)
「日本で仕事は何をしているの?」って話になりまして。
当時は美容室で働いていたので、調子に乗っちゃって「美容師やっててて、芸能人とかの髪の毛も俺が切ってるんだよ」とか言っちゃたからさぁ大変。
もちろん髪の毛も切ったことない、ただの美容室の受付だったんですけど、子供たちははしゃぎ出すし、お母さんとかも子供を連れてきて、「うちの息子の髪を切ってくれ」みたいな感じで列になり出した。
でお母さんはソソクサとどっかに行って、何しているかっていうと、
後ろでお母さん連中でトランプで博打
この東南アジアの適当さが大好きで何回も足を運んでるんですけど、
『今回もやられたな』って。笑
子供たちはっていうと、少しお姉ちゃん的なポジションの子が仕切り出して、「どこどこからハサミ持ってきて~、あんたはあそこの布を持ってきて~」みたいな感じで青空美容室の出来上がり。
汗を書いてる僕に、「アキ大丈夫か?」ってお店のコーラをくれたりして、椅子もボロボロで、出てきたハサミも小学校の工作ハサミよりひどい代物だったんですけど、
なんかこの状況がとっても優しくて、とっても暖かくて、ニタニタしながら髪の毛をずっと切ってました。
で、完成した髪型が
前髪パッツンの
ベッカムヘアー
芸能人どころか街中でもあまり見ないですね。笑
意外に気に入って頂いたみたいで、、、
その後もみんなではしゃぎながら、髪の毛を切ってたら、「兄弟はいるの?」って話になって「弟がいるよ」って答えると、「私に紹介して!!」、「いやいや私だから!!」って女の子同士ではしゃぎだして、
挙げ句の果てに「みんなで写真を撮って、それをアキが日本で弟に見せて選んでもらおう」って事になって、
それがこの写真なんですけど、その間もやれ可愛く写してくれよーとか、やれこれは写りが悪いとか厳しいチェックが入ってうるさいうるさい。
「絶対に帰ったらyour little brotherに見せてね!!」まで言われて、念を押されるわで。
ちなみに一番写真写りにイチャモンを付けてきたのは、想像がつくと思いますが、一番の決めポーズでギャルピースしている彼女です。笑
東南アジアを好きな人が挙げるのって、マーケットの熱気と人との触れ合いの暖かさとかだと思うんですけど、この経験で、『あっ、人と人との触れ合いってこんなに暖かくて、優しいものなんだ』って自分が忘れていたようなものを思い出して、価値観を強く揺さぶられました。
さらに帰りには、ずっと手伝ってくれていた女の子(髪の毛を切っている写真で隣にいた子)が泣き出して、「次はいつカンボジアに来るの?」って泣いているのを隠しながら聞いてきました。
周りの子たちは「You know she wants you,~♩」(当時流行っていたPit bullのI know you want meという曲にかけて)
とかチャチャいれて、「私は弟でいいよー」とか「ヒューヒュー」みたいにふざけてて。
周りは観光客ばっかなのに、僕の周りだけ世界ウ○○ン滞在記のエンディングみたいになっちゃいました。
いま思えば周りから見ると、面白い光景だったと思います。笑
僕もジーンときながらそこを後にしてホテルに戻ったんですけど、やっぱり一人だから色々と考え事をするし、「あー将来こんな所で子供たちと触れ合いながら生活できたら幸せだろうなー」とか思うようになって、自分が大好きな日本の文化の空手を教えながらこんな毎日を過ごせたらなーってセンチな気持ちになって。
なんか考えさせられる夜でなかなか寝付けなかった記憶があります。
次はその後実際にカンボジアに行く事を決断するまでについて書こうと思います(^-^)/
子供の笑顔が美しい国、カンボジアでした。
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