アメリカで母子家庭生活がスタート!!

お久しぶりです!
サンチェスえりかです。
実はいろいろありまして、ここ半年以上ずっとコラムを書くことができませんでした。
やっと最近落ち着いてきたので、またコラムを復活したいと思います。
実はここ半年以内で、生活や環境がガラリと変りました。
今までは米軍家族としてスペインで暮らしていましたが、なんと今はシングルマザーとしてアメリカで娘と二人きりで生活しています。
残念ながら旦那様とはお別れしました。
もう、これで軍にしばられず米軍のことをアメリカ政府に気を使わずに書けますね!(あっ、ちがうか!?)
これで海外にも軍の許可なく自由に行けますね!(危険指定国の場合、いくら家族といえども軍の許可が必要だそうです。数年前のタイのテロ事件の時も危険指定国に入っていたそうですが、軍の許可得ずに娘とタイにバックパッカーに行ってしまった不良な嫁です、はいっ。)
なぜ、旦那様とお別れしたかというと、色々ありすぎてここには書けないのではぶきます。
私が個人的に思うには、軍で心身ともに疲れきってる旦那のケアを私がちゃんと出来なかったことでしょうか。まぁ、きっと私は結婚向きな性格では無いのでしょう。。(バックパッカーとか奔放癖があるので。笑。。)
さて、なぜ私が娘とアメリカで母子生活を送っているかというと、私には日本に捨てるもの守るものが何もないという身軽さと、単なる好奇心、冒険心です。
小さい頃から留学を夢みていましたが、中学生時代に行ったカナダで“あれっ、テストでは英語満点なのに、本場では全く何言ってるかわからないじゃん!?”という挫折を味わいました。
学校のテストや英語教室では英語が得意で、自信満々でカナダに意気込んで行ったのに、もうホストファミリーが何言ってるのかもさえわからない状態。。
こんなはずじゃ、、、、と部屋で泣いたのを覚えています。
逆に、英語があまり得意じゃなく現地に行った子達の方が”楽しかった〜”という感覚で帰国できたのではないでしょうか。
そんな事もあり、挫折をし帰国後テレビゲームにハマってしまった私ですが(当時はセガサターンがマイブームでした笑)、この年になり、せっかくアメリカの永住権も持ってることだし、もう一度あの時の夢をかなえようという気持ちで渡米してきました。
母子でアメリカ生活。。希望、ワクワクの裏には、“娘を食べさせていけなかったどうしよう。。”という不安と恐怖で押し潰れそうになることもありました。
なんせ、離婚をする旦那様は遠いところに居るので、本当に娘と二人っきりです。
ですが、渡米してきてこの5ヶ月間、とっても楽しいし、幸せです。
なんというか、母子ということで逆に予想していた苦労よりも助かっていることの方が多いです。
周りの移民の人達やアメリカ人、みんなわたしの娘のことを一番に心配して本当に色々協力したり、助けてくれたりするのです。
言ってしまえば赤の他人なのに、それでも“娘は大丈夫か?お前達、飯食えてるのか〜?”こんな感じで周りの人達が本当に心配してくれます。
運良く、わたしもこっちで仕事が見つかりました。今はこっちで学校に通うため、貯金もしたく仕事を頑張っています。
その仕事も人づてのコネ。こういう時こそ、バックパッカーで養った危険回避能力が発揮されます。
なんせ、知り合いがいなくゼロから人脈を開拓していかなくてはいけなかったので、道端で会った人、駅で会った人、“この人は大丈夫そうだ”という人とは積極的に知り合いになりました。
そうしているうちに、その中のひとりのおじいちゃんに今のお仕事を紹介してもらいました。
仕事はファミリーで経営している小さなストアです。
アラブ系のストアですが、身内に日本とも関わりがあるということで、店主はとっても良くしてくださいます。
その知り合いのおじいちゃんが店主に私を紹介した際に、店主が “シングルマザー?アメリカきたばっかり?それは大丈夫なの!!??”と驚いてお仕事をくれました。
全くどこの誰かかもよくしらない私をです。
この店主もしかり、娘の通ってる小学生の保護者さん達もしかり、本当に良い人達に恵まれました。
アメリカに渡米してすぐ入ったその娘の小学校では、保護者さん達に
“実は、母子家庭で渡米してきたばっかりなんです。まだ家も無くてホテル住まいです”
と自己紹介をしたところ、何人かの保護者さん達が “ならば、家が見つかるまでわたしの家に来たらいいよ!”と声をかけてくれました。
他にも “知り合いでルームシェア募集してないか聞いてみるね!” などなど。。
来たばっかりのわたしにこんなにも心配してくれてお世話を焼いてくれる人達に囲まれ、娘共々ほんとうにラッキーだったなと思います。
なんとか今は自力で家も見つけ、ちゃんと生活しています。
コラムには今後も米軍について思うこと、バックパッカーの話、そしてアメリカの母子家庭生活でのリアルな現状、体験を書いていきたいと思います。
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