開国ジャパン

―坂を登ってみた―

箱根ですか？　いいえエクセターです。

大学の敷地に実際に足を踏み入れるまではわかりませんでしたが、この大学、山の上にあります。よって、坂を登らないと大学まで辿り着けません。大学情報のどこにも書かれてなかったので、ここに書きます。この坂、辛いです！！授業を受けるまえに、坂で体力を奪われること必至です。

どこの寮に住み込むかにもよりますが、Birks Grange Villageに滞在する場合は覚悟をしましょう。来年から入寮予定の日本の方、足腰を鍛えましょう。ええ、いますぐです。体感で４５度くらいあるなが～い坂を上り切った先に大学があると思っていただいていいです。（大学の友達と寮の話になり、Birksに滞在していると言った瞬間に“Wow !!! Cardiac Hill !!!!”と返されるケースが多々あります。「心臓破りの坂」はなかなかハードですよ。

サカノススメ　尚、“ここなちゃん”はイギリスにはいない模様）僕はジムに週３で通い鍛えてはいますが、それでもこの坂を登ることに慣れることはなく、未だに息が切れます。冬に入ろうかという寒々しい季節の中、Ｔシャツ一枚で校内を歩けるのもこの坂のおかげです。（キャンパスを一枚で闊歩するアジア人を見つけたら漏れなく僕です）　ジャケットを着たまま登れば汗まみれ、Ｔシャツ１枚で登るのが丁度心地いいのです。

登り始めは寒いものの、息が上がってくると同時に体温も上がってきてちょっとした昂揚感（クライマーズハイ？）に浸れたりもするので、きついとはいってもいい運動にもなっています。坂を登り始めたら止まらず、ケイデンスを上げましょう。全力坂です。弱虫ペダルです。坂に挑み始めたその瞬間、あなたはクライマーになります。”ひ～めひめ♪”と口ずさむもよし、巻島先輩のように身体を大きく左右に揺さぶるもよし、とにかく一気に登り切りましょう。登り切ったその先に、綺麗なキャンパスと、そして広大なエクセターの景色があなたを待っています。

次回はＩＥＬＴＳのことに関して書こうと思います。バンドスコア６．５が取れれば、あとはエッセイやら成績次第で「条件付き合格」を得られる可能性が高くなります。最低でも６．５を狙えそうな勉強法をご紹介します。