フィリピンで格安マンツーマン語学学校を起業(中編)

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ニュージーランドの経験がご縁で、この後、僕は海外で様々な経験をしていきました。今現在、合計約6年海外にいます。ここからは、僕が海外でどんなことをやってきたかをご紹介します。

22カ国を旅行、7つの国で語学留学(英語とスペイン語)。6家族の家で海外ホームステイと海外でルームシェア、アパートで1人暮らしを経験。米国の大学でマーケティングの勉強、米国で海外企業インターンシップ、ミャンマー・スリランカ・マレーシア・米国の日本語学校で、簡単な海外ボランティア活動。

ニュージーランドで陶芸を学び、日本食レストランでウエイターのアルバイト。ここでレストラン史上最速で時給が上がり「伝説のヒロさん」と呼ばれることに(笑)。グアテマラでサルサダンスを簡単に学ぶ。フィリピンで学校を創設し、海外で語学学校を経営しています。

若いうちに様々な経験を積むのは、とても大事です。自分の考えを深くし、考える思考軸を作るのにも大量のインプット情報が必要です。本やインターネットだけの情報だけでなく、特に自分自身の目で見、体験する情報です。その量は多ければ多いほど、思考軸や洞察力はさらに強化されるでしょう。ぜひ好奇心を持って、色々な国々に行き、様々な体験を積んでみましょう。人生は大きく変わりますよ。僕が保証します!

グローバル力「経験」

 

■途上国留学が僕の人生を大きく変えた

Isaki 僕は、アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドの3カ国に約3年留学した後、中米のグアテマラの語学学校でスペイン語の勉強を少しだけした。その時僕は超初心者。しかも目的はマヤ遺跡を観光するための最低限のトラベル会話。そこで、マンツーマンレッスンの楽しさと良さを体験。しかも格安。スペイン語を学ぶのはスペインだと思い込んでいた自分の常識が崩れました。

グアテマラでも問題なくスペイン語を学べると思いました。グアテマラなので、発音のなまりがあるかどうかなど超初心者の僕にとってはどうでも良いことでした。実際十分でした。話す練習をするのですから。スペインに留学すると費用が高く、グループレッスンとなってしまいます。 しかし、グアテマラだと格安でマンツーマンレッスン。費用対効果が全然違う。大阪人の僕は、特に費用対効果にうるさいので大大満足です。

グアテマラ留学は僕の人生をまたまた大きく変えました。途上国に留学する。僕の中でパラダイムチェンジでした。価値の大転換。今まで、先進国の欧米に3年留学をしていた僕の価値観は大きく変わったのです。途上国での留学は、先進国と比べると不便ですし、快適性もぜんぜん違います。

Isaki ある時、バーガーキングの店内で注文をするために並んでいたら、子ども達が店の中まで入って来て、並んでいるお客さんに「お金を恵んでください!」と1人1人に声をかけていた。日本が、如何に恵まれているか痛感した出来事だった。日本から出ない限り、この恵まれた環境のありがたみを腹の底から理解はできないだろう。途上国に留学することは、僕にとって本当に学ぶことが多かった。

もう1つ、フィリピンもそうですが、途上国の人々の心がとても豊かで温かい。物質的には豊かではないが、人々は明るく希望を持って生きていた。何よりも子ども達は夢を持っていました。夢を持つ子ども達の目がキラキラ輝いているのは非常に印象でした。改めて、夢を持つことは大事なんだなと痛感した出来事でした。

僕は、途上国で自分自身を深く見つめ直すことができました。そこで、僕の原点を見出しました。それは僕自身がアジア人であるということだったのです。そのアジアについて自分は知っているようで、実は何も知らなかった。それから僕は、アジア一本に絞った。アジア中を周り、アジアの可能性を強く感じました。気づけば、アジア16カ国を訪問し、アジアのフィリピンで起業までしてしまいました(笑)。

 

■アジアのフィリピンで格安マンツーマン語学学校を起業

Isaki 10年前にグアテマラに留学した経験が、今フィリピンで僕たちCNE1が挑戦しているフィリピン格安マンツーマン語学留学のビジネスモデルの原型になっています。1人でも多くの若い人達に海外留学して頂くためには、留学費用を安くする必要がありました。そのために取った戦略は、「留学場所を変える」というシンプルな方針です。従来の欧米留学では、とてもコストを半額とかそれ以下に下げることはできない。しかも僕が目指していたのは「質の高い授業を格安で提供する!」ということでした。

語学留学費用を大幅に下げるためには、留学先の場所を物価の高い欧米から、物価の安い国に変える必要がありました。さらに留学費用のコストの内訳として、意外に高くつくのが航空運賃です。そこで格安航空会社(LCC)が普及し、日本から近く、物価が安くて、英語がよく通じる東南アジア諸国に注目し、現地調査に行きました。

調査対象国は、フィリピン・マレーシア・シンガポール・バリ島(インドネシア)・スリランカ・インド・ネパールの7カ国でした。トータル10ケ月間かけて、そこに住んでみて、様々な観点からチェックしていきました。その結果、最終的に自信を持ってお薦めできる国として、フィリピンを選びました。自分自身が体験して納得しないと生徒様に薦めることができない性格上、このような時間と費用をかけました。


■「スピーキングトレーニング」に力を入れているCNE1のマンツーマン

 CNE1のメインカリキュラムの特長は、マンツーマンレッスンの利点を最大限、活かしたコミュニケーション力の向上に特化している点です。特に「スピーキング力」の向上に最も力を入れています。日本で大量に練習することができない「英語を話す」ことに絞って徹底的にトレーニングするので、時間効率と費用対効果が最大化します。

日本でも勉強ができる「聞く」、「読む」、「書く」の比重を下げることで、英語学習の効率を一気に上げます。英語は話す練習量が多ければ多いほど、上達も早いです。CNE1では何度も何度も声を出して英語を話す練習をします。

グローバル力「言語」

 

Isaki またCNE1の特長として、フィリピン人・韓国人・日本人の3カ国の生徒さん達が同じキャンパス内で勉強していることも大きな特長です。3カ国の生徒さん達が同じキャンパスで生活するということは共通言語が英語になるわけです。さらにCNE1の講師も同じキャンパス内に住んでいますので、授業後も生徒さん達は先生達とフリートーキングができます。極論、生徒さん次第ですがたっぷりと英語漬けの生活がここで送れるわけです。

この効果は、当校で行われるスピーキングテストで如実に結果がでます。驚きですが、「英語を話す練習」を徹底的にすれば誰でも英語が話せるようになることが証明されています。付属的ですが、卒業生のTOEICのスコアも大きく伸びています。

 

■まったくのゼロから学校を建設

CNE1は、本当にゼロから創った手作り学校です。自社の大工を使い、皆で木を切り倒し、学校の宿舎兼校舎の敷地を作り、そこに校舎兼宿舎と食堂を自社でデザインし、自分たちで建設しました。CNE1の先生も建設するのを少し手伝ってくれました。芝生も買ってきて植え、外にあるセメントで作ったテーブルも、日韓比の伝統を組み合わせて作った生徒の憩いの場であるクーボもオリジナルデザインです。

自社のキャンパスを事前に持ち、自社直営の宿舎、校舎、食堂を持っています。自分達で作ったからこそ愛情を持ってメンテナンスもします。

 

■語学学校のユニクロ?自社ですべての機能を内包しているユニークなビジネスモデル

Isaki 世界の語学学校は、学校、宿舎、食堂、生徒を集めてくる留学エージェント機能のそれぞれがすべてバラバラになっており、ほとんどの学校は、学校機能のみに特化しています。しかしCNE1は、自社でこれらのすべての機能をそろえて、トータルサービスをしている学校です。自社ですべてをコントロールするからこそ、確かな質の維持や格安でも収益を取れる構造になっています。CNE1は、ユニクロや二トリなどのSPA企業(製造小売業)とビジネスモデルが似ています。

でもCNE1は、アジア最大の格安航空会社エアアジアのビジネスモデルに強い影響を受けています。エアアジア航空は、自社で空港をつくり、ホテルをつくり、バスをつくり営業は、ネット。格安だが、質は高く、高いブランドイメージを持ち、優れたマーケティング戦略を展開しています。

 

■創業以来広告は一切無し、留学エージェントも使わず、口コミで生徒を集めてくる

まず、CNE1の日本側は、自社で広告を使わず、留学エージェントを使わず、直接、生徒さんと繋がるダイレクトモデルを構築しました。そのため、Twitter、ブログ、Facebookなどのソーシャルメディアを活用しオープンインフォメーション戦略を展開。CNE1公式サイトにも大量の情報を載せ、ソーシャルメディアとの連動もしました。

CNE1は、従来の業界の真逆のマーケティング戦略を取りました。業界は、情報が命ですので、情報を隠すわけです。あまり情報公開をしてこなかった。しかしインターネットやソーシャルメディアの普及している現在、明らかに情報のパワーが生徒側にシフトしています。だからCNE1は、生徒視点に立ち、オープン化戦略を取りました。

お陰さまで、ブログやTwitterなどのソーシャルメディアの強い影響もあり、生徒さんの申し込みが、急激に入ってきました。インターネットの力は本当に凄いと痛感しています。でもCNE1の一番の強さは、リアルの口コミです。CNE1に一度、留学して頂いた生徒さん達の紹介が、物凄く強い力を発揮しています。お陰さまで、2011年ですが、今年の9月までの日本人の予約数を入れると去年、CNE1に入学してくれた生徒さんの約5倍の人数に急成長しています。フィリピン留学もNHKやラジオ、雑誌で特集されるようになってきたのも大きな認知向上につながっています。

<後編へ続く>

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