私を襲った3つのグローバルウェーブ

yomo_eyecatch

開国ジャパンを主宰している四方と申します。

以前は自身のブログやSNSなどでメッセージを発信していたのですが、開国ジャパンプロジェクトをはじめてからというもの、このプロジェクトの企画・運営に注力するあまり、自分の言葉を発信していくことができなくなってしまっていました。

それじゃ、イカンということで、開国ジャパンがスタートして半年、ここで改めて自分のメッセージを発信していければと思いました。

■ 大きな収穫は、「何でも何とかなる」というマインドセットが身に付いたことでした

まず、僕自身がどんなバックグラウンドを持ってこの企画を運営しているかについて、自身に訪れたいくつかのグローバル化の波に触れながら、今回のコラムを進めていこうかと思います。

僕のグローバル化の第一波は高校生のころにやってきました。

Yomo高校一年生の夏休み、学校のプログラムで米国カリフォルニアへの約3週間のホームステイという機会がありました。
(希望制のプログラムで、それなりに費用が掛かるものでした。当時は今と同じくらいの円高で、前後の数年間と比べれば比較的安くは済んだのかも知れませんが、それでも安くはない金額を出してくれた両親には感謝の気持ちがいっぱいです)

わずか3週間の滞在での大きな収穫は、「何でも何とかなる」というマインドセットが身に付いたことでした。

出発から帰国まで、学校の仲間が一緒だったり、先生も引率しているので、実は心配することはほとんどないのですが、子どもだけで、いきなり慣れない海外に放り出され、受験英語しか勉強したことがなく、外国で外国人と英語で話をする機会などほとんどなかった当時の僕には、すべてのことが新しく、不安でいっぱいでした。

それでも、帰ってくるころには、挑戦することの楽しさ、何とかなるという、あまり根拠のない自信というか、安心感に近いものが自分の中に能力として備わった気がします。

ともすれば、「無謀」という一言で片づけられてしまう能力というかキャラクター(性格要素)なのかもしれませんが、おそらく当時の高校生の僕にはそのような力が欠けていていたのです。

実はいま日本に閉じこもって、海外に目を向けられない多くの日本人が、そういう不安を潜在的に抱えているのではないでしょうか。

■ 「気に入った土地に、また同じ季節がやってくるまで住んでみたい」

Yomoその後のグローバル化の波ですが、第二波は大学時代のバックパッカー旅行デビューのときに訪れました。
比較的潔癖症のきらいがあった僕は、東南アジアなど衛生面であまり良いとは言えない地域に出かけるというのは、あまり積極的ではありませんでした。

ましてや、バックパックひとつで、ドミトリー(2段ベッドがたくさん密集しているような安宿)に泊まることなどもっての外でした。

しかし、ベトナム一人旅から帰ってきた大学時代の親友にそそのかされて、2人一緒にタイ・カンボジアに行ってからというもの、その楽しさに虜になり、その後は夏休みなどの長期休暇があれば、一人旅に出かけるような人間に変身。。

あの頃から数えて現在では、渡航歴のある国は、合計約80カ国に上ります。

大学を卒業して、会社に就職する直前の春休みだったでしょうか。

その時は東欧一人旅ということで、最初にトルコのイスタンブールに入りました。

トルコでは本当にいい思い出がたくさんできて、今までの旅行という短い滞在ではなく、1年以上など、長期にわたって「住む」という経験をしてみたいと感じました。

グローバル力「経験」

 

ここで思い出深いエピソードがあります。

イスタンブールで泊っていた安宿のロビーで、同じ宿泊者の旅人たちと談笑していたのですが、そこには当時の僕とは比べ物にならないほどの、百戦錬磨の旅の達人たちがいまして、

「俺は世界を2週もしてきて、今このイスタンブールにいる」とか

「私はシベリア鉄道を数週間かけて乗ってきて、トルコまでやってきた」などなど。。

僕も旅行者としては、それなりに色々廻ってきていましたが、世界一周というのは、未経験だったので、人生の中で一度はやってみたいと強く思いました。

一方で、今までの旅もそうでしたが、世界一周などであわただしく地球上を駆けずり回るのと真逆で、「気に入った土地に、また同じ季節がやってくるまで住んでみたい」そういう気持ちを抱いたのです。

それがいまから10年前のころです。

■ 当時勤めていた会社も辞め、目標に向かってまっしぐら、世界へと飛び立ち、W杯に出場する32の国を巡って、南アフリカへ向かいました

その直後に社会人として世に放たれ、世界一周やら海外居住なんていう夢というか目標みたいな想いは、日常の仕事の忙しさの中で忘却の彼方へ行ってしまいます。

ところが入社3年目に、中国へ出張することがありました。

このあたりから僕のグローバルウェーブ、第3の波がやってきます。

最初の出張は3週間だったのですが、その後、会社から中国駐在の命を授かり、合計約3年に渡り、大連・上海の街に住んで仕事をすることになりました。

途中、日本の事務所からは戻ってこいという辞令が出たのですが、中国での仕事を希望した僕は、最終的には現地事務所に転籍をする形で現地に留まり続けました。

そんなある日、トルコでの出来事をふと思い出したのです。

「世界を一周すること」

「気に行った外国の土地に住んでみること」

この2つのことを当座の人生のちょっとした目標にしていたのですが、気がつけば、後者については“中国に3年住んでいた”ということで実現してしまっていたのです。

そうなると、前者、つまり「世界を一周すること」を成し遂げないと気が済まないということになってしまいます(笑)。

そこで、思い立ったら吉日、サッカー好きの僕としては、2010年のワールドカップ南アフリカ大会をゴールに据えた世界一周プラン「世界一蹴の旅」を企画することにしました。

そして、企画実現のためには当時勤めていた会社も辞め、目標に向かってまっしぐら、世界へと飛び立ち、W杯に出場する32の国を巡って、南アフリカへ向かいました。

約400日に渡り、世界を1周どころか、合計2周くらいした旅路を終え、無事に帰国。その後、このサイトの「代表者あいさつ」でも書かせていただいた使命感に燃え、「開国ジャパンプロジェクト」を立ち上げることになりました。

■ グローバルを目指す人にとっての動機づけや、不安を解消するべく、開国ジャパンプロジェクトを推し進めています

僕としては、真のグローバル化、心の開国というのは、日常生活にあると思っています。僕の中にやってきたグローバル化の波のうち、最後の海外居住や世界一周旅行というような長期間の“日常”にグローバルな環境が入ってきてこそ、僕たちのマインドセットが変わっていくのだと思います。

とはいえ、海外に住むような長期の留学や駐在、海外放浪などは、すべてのひとにとって現実味のあることではないかと思います。

そういう意味では短期の「海外旅行」というのも、開国へのいいきっかけになるものと思います。

統計データでは、「若者の海外旅行離れが進んでいる」という数字が出ています。

まずもって、一度も外の空気を吸ってない人にとっては、“日常”のグローバル化というイメージはまったく湧かないと思います。

ですので、“非日常”のグローバル化、安易ではありますが、海外にまずは旅行に出てみるというでも、第一歩を踏み出せるのだと思います。

そして、そこでのちょっとした経験・体験から、それらを自分の日常にスパイスとして加えていくことになるのだと思います。

今後もグローバルを目指す人にとっての動機づけや、不安を解消するべく、開国ジャパンプロジェクトを推し進めていまきす。

僕たちのグローバル化、開国にむけて、今後もこの場所を借りて、メッセージを発信していきたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします!

<了>開国ジャパンプロジェクト

 

 


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