イメージに捉われず、自分の目で確かめよう

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みなさんはじめまして。ひょんなきっかけから開国アンバサダーとして記事を提供させていただくことになりました、尾崎由博と申します。現在はパキスタンの首都イスラマバードにて生活しています。

パキスタンを中心に、これまで世界中あちこちに出かけていった私の経験やそこで見たもの、感じたことなど順次紹介していきたいと思います。少しでも読者の皆様の好奇心を刺激しできるような内容になっていればうれしいですね!

マルガラ丘陵からイスラマバード市街地を望む

さて、パキスタンというとみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?先週パキスタンの北部で日本人観光客が77人治安悪化の影響で足止めを食らった、というニュースが流れていましたし、パキスタン=危険、テロの国、というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。毎日パキスタンのどこかで殺人や爆弾事件が発生していますので、全く危険がないとは言えませんが、どこもかしこも危ないわけではありません。

そして先週話題になったパキスタンの北部、ギルギット・バルチスタン地方はパキスタンの中でも一番平穏な地域。そして宮崎駿監督作品「風の谷のナウシカ」のモデルとなった、とされている風光明媚な場所です。

4月~5月にかけては杏(あんず)の花が咲く時期でもあり、観光にはもってこいのシーズンですので、個人的には77人しか日本人観光客がいなかったのはパキスタンへの旅行者数が減っている証拠だなぁと感じました。

もう一つ気になったのは日本のニュース映像の中に資料映像として人々が街中に出て声を上げながら集会している映像がニュースのバックで流れていたのですが、ギルギット市内では外出禁止令が出ており、「違反した場合、軍が無警告で撃つこともありうる」という状況で住民が集会を開くということは不可能です。資料映像なのでしょうが、パキスタン=危険というイメージが先行してしまっている事例だと思うのです。

日本のみならずマスメディアでは、記者やデスクが報道対象に対する「イメージ」が先にあり、その「イメージ」に合うような記事を書いたり、映像を使ったりということが往々にして起こりえます。その結果、実態とかけ離れたイメージが伝わってしまうということも。

 

百聞は一見にしかずという言葉があります。便利な世の中になったもので、インターネットで世界中のニュースが見られるようになりました。文字情報だけでなく、映像も音も大抵の情報はパソコンの前で手に入ります。

ただ、その情報はあくまで他人が発信した「第三者目線の情報」でしかありません。それは大手メディアでも個人のブログでも同じではないでしょうか?そういった情報の大切さを否定するわけではありませんが、実際に自ら足を運び、自らの目で街を、人を、モノを見て、肌でその場の空気を感じる、そうやって得られる情報こそ本当の情報であり、価値ある情報なのではないかと私は考えています。

特にネガティブな情報は目立ちますし、伝わりやすいので自ら経験していない人、本当の情報に触れてない人は信じ込んでしまいがち。特に馴染みのないテーマに関するネガティブな情報は詳細を覚えていなくても○○=危険、▲▲=やめたほうがいい、なんていうイメージが定着しやすいのではないかという印象を持っています。なんでもかんでも無謀に経験せよ、とは言いませんが、巷間あふれるネガティブな情報をすべて真に受けるのではなく、時には疑ってかかり自分で実際に確認してみる、そんな姿勢があってもいいのではないでしょうか?

 

話をパキスタンに戻せば、ここイスラマバードはもちろん、先週から外出禁止令が出ているギルギット市、国内最大の都市であるカラチ市、「テロとの戦い」最前線の一つアフガニスタン国境地域などパキスタンのあちこちで人々は日常生活を送っています。警察や軍はそれぞれの役割を全うしようと日々努力しています。多くの日本人にとってパキスタンは馴染みのない国かもしれませんが、1億8千万人がそれぞれの人生を生きている場所です。メディアやネットに溢れるパキスタン=危険という一直線の公式に縛られない捉え方もあるはずです。

パキスタンに限らず、世界中いろいろな地域で人間は生活しています。価値ある情報を自ら収集するためにこれまで訪れたことのない地域、これまで想像すらしたことのない生活を送っている人たち、見たことがないモノ、風景を探しに世界に飛び出して見ませんか?ネットの世界では得られない刺激あふれる情報があちこちに隠れているはずです。そうすることによって自らの感覚はどんどん研ぎ澄まされていくのではないかなぁと私は考えています。

食文化も多様で奥深い。多くの人々は普通に日常生活を送っている。

最初の投稿は自己紹介がセオリーなのかもしれません、しかしながら、パキスタンが日本国内でも報道された直後であり、その報道について思うことがありましたので、自己紹介は先送りしてトピックとして取り上げてみました。これからも折に触れてパキスタンの実情をお伝えできればと考えております。


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