中米コスタリカにて、みんなで「和」を楽しむ

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今年、一生懸命やってみようと決めたことのひとつが、「和」をもっと勉強して、自分なりに伝えるということ。「和」って、「日本のもの」っていうことだけど、考えてみたら「平和」とか「和み(なごみ)」とか「人の和」とか「調和」とか、いろんなすてきな意味を持った言葉なんだとハタと気が付いて、目から鱗でした。

そうだ、日本の文化とともにそんな精神もみんなと一緒に体験できると最高です。乾期と雨期、二つの季節しかないコスタリカだけど、桃の節句には雛飾りを飾り、七夕には笹に短冊をつるし、満月にはお月見、そんなイベントもやってみたい。

 

こちらで仲良くなった洋子さんは「和」を伝える達人。茶道の腕も免許皆伝。私たちが所属する外交団夫人会で、洋子先生のお点前を披露。

私は、茶道の歴史とか、お点前やお道具の説明とかをスペイン語で解説してお手伝いしました。無駄のない優雅な動きで粛々と進むお点前の披露にみんなうっとり。

優雅で静かなひととき

優雅で静かなひととき

日本には本当に日本独自のエレガントかつスピリチュアルな文化があって誇らしいです。お茶をいただく前にお茶碗を捧げ持って眺めたり、お道具箱しまう前に袱紗で拭いたりする動作を見て、カトリックのミサの時、司祭がワインを飲む儀式の作法に似てるね、といった人がいました。

なるほど~。千利休が茶道を作り出したころ、キリスト教伝来とは時代が重なるから何か接点あるかもしれませんね。面白い。そういえば、三社祭の神輿担ぎをみて、セマナサンタ(聖週間)のマリア像やキリスト像の山車を思い出す、とスペイン人の友達が言っていたことも思い出しました。

「茶道」も「生け花」も「着付け」も「書道」も「合気道」も手を付けた程度でとても教えられるレベルじゃないけど、まがりなりにも家事歴ウン十年、「お料理」ならと、友達同士で作ったサークルでまずは和食を伝えることにしました。

スイス人、メキシコ人、ドミニカ人、コスタリカ人と私の5人の小さいグループだけど、持ち回りで1か月に1回だれかの自宅に集まり、料理教室を開き、みんなでワイワイ試食するという、すごく楽しい会です。我が家では2回やりました。

第一回和食料理教室

1回目のメニューは「お寿司、天ぷら、味噌汁、抹茶アイス」

記念すべき第一回目。和食のイメージを少しでもよく伝えねばと、お料理の腕がプロ並みの洋子さんに講師を務めてもらい私は助手に徹しました。日本食はこちらでもブームだけれど、チーズやアボカド、ウナギのかば焼きソースべったりのティコ(コスタリカ)風お寿司まがいとはかなり違う、色鮮やかに並んだお寿司にみんな大喜び。天ぷらの衣もカラッと揚がってるし。そして、味はもちろん、やっぱり見た目の繊細さも和食の良さで、大事にしたいですね。

 

料理教室の第2回目は、「トンカツ、茶わん蒸し、味噌汁、みかんシャーベット」

第2回和食料理教室この時はひとりで四苦八苦しましたが、自分の好きな家庭料理なので、いつも通りおいしくできました!

日本のフライはパン粉のキメが欧米のパン粉よりも粗いのですが、それが好きな人も増えてきたのか、スーパーでも「PANKO」が売っています。

ご飯が右、お味噌汁が左になっているけど、誰にもわからないし、気が付かないし、ご愛嬌、ご愛嬌。

仲間たちもかなり日本食ファンになってきたみたい。そろわない食材は悩みの種だけど、こちらにあるもので似たようなものを使い、試行錯誤するのも楽しみのうち。今回の茶わん蒸しには銀杏の代わりにグリーンのオリーブを入れてみて大成功。外国の人には食べたことのない「銀杏」よりも、食べ慣れるているオリーブの方が抵抗なくてかえって良かったのかもしれません。

この料理のグループの他にふたつの「読書の会」に入っています。ひとつはスペイン人中心でスペイン語圏の本を読む会。そして最近入ったのが英語の本とスペイン語の本を1か月ごとに交互に読む別の会。そしてこちらでは「日本のことをもっと知りたいから、次回は日本の小説を」ということになり、私が本を選ぶことになりました。文学の面から「和」を伝えるチャンス!個人的には村上春樹ファンだけど、誰かお薦めありませんか?

 


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