大学生のためのグローバル研修プログラム – Global Challenge Program

大学時代はバックパッカーとしてあちこちを旅して、そして、25歳からは15年以上、海外留学や海外インターンシップのサポートをする会社をしてきましたので、海外に行くことの楽しさ、旅や留学の素晴らしさ、そして、旅や留学から得ることがたくさんあることもそれなりに分かっているつもりです。
でも、なんとなく最近の傾向として、留学期間が短くなったり、さらに留学の内容そのものも本格的なものからライトなものになっていると感じていたので、期間が短くても、その後の人生に与えるインパクトが大きくて、キャリアに繋がるような、大学生向けの海外研修ができないかなぁと思って作ったプログラムが、昨年夏に第一期を開催したグローバルチャレンジプログラム(GCP)でした。
学生時代にアジア中を旅したとは言え、留学やインターンシップで扱っていたのは欧米圏ばかりでしたので、アジアでどんなプログラムができるのか、私自身も試行錯誤というか、出たとこ勝負みたいなところがありましたが、実際に実施してみたら、参加した大学生が日に日に進化していく様子が分かりました。更に、研修が終わったあとも彼らが自らどんどん行動をしていく様子を見て、このプログラムが与えた影響を感じることができました。
プログラムの内容を簡単に説明すると、トータル3ヶ月のプログラムで、最初は国内で2日間の研修が2回あります。そこで、日本を取り巻くグローバルビジネスの状況を学んだり、今求められているグローバル人材像を知ったり、あとは海外研修で行うプロジェクトのチーム作りをします。その上で3週間の海外研修(第一期はシンガポール、第二期はべトナムのホーチミンで開催)に臨みます。
3週間の海外研修も各週でテーマがあり、1週目は「インプット」の期間として、JETROを訪問したり、たくさんの企業を視察して、駐在員や起業家の方々から話を聞いたり、現地の大学生と交流をします。もう、お腹いっぱいですというくらいのインプットを行うわけです。
そして、2週目は「体験・経験」の期間として、現地の企業でインターンシップを行います。たった1週間ではありますが、ここで参加者は「世界における自分のポジション」を知ることになります。つまり、まだまだ非力な自分を知ると同時に、もう少し頑張ればこうなれるんだという感覚を得ます。
最後の3週目は「アウトプット」の期間として、プログラムの総仕上げであるプロジェクト活動を行います。予め、企業からお題(課題)をいただき、3人のチームでそれに取り組むのです。顧客(企業)に「どのような価値が出せるか?」「どのような貢献ができるか?」が問われるため、学生たちはプレッシャーを感じながら真剣に取り組みます。そして、それを日本に戻ってからの成果発表会でプレゼンします。
概要はこんな感じですが、第一期のシンガポール研修も、第二期のべトナム(ホーチミン)研修もかなりの盛り上がりを見せました。
今、私は大学生向けだけではなく、企業からもグローバル人材育成のための海外研修コーディネートを請け負っていますが、GCPでの経験が活きていることは間違いありません。
今度の夏(第三期)は第二期と同じくべトナムのホーチミンで海外研修を行いますが、さらにすごい盛り上がりを見せるだろうと今から楽しみにしています!
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