一生を日本だけで過ごすのはもったいない

皆さんはじめまして、早稲田大学国際教養学部の山崎創己といいます。この度開国アンバサダーの仲間に入れてもらえることになりました。

さて、僕は今イタリアは水の都、ヴェネチアにある大学に留学しています。今後はイタリアの話や学生の視点から見た世界の話を更新していきたいと思っています。え、ヴェネチアなんてきれいな街に留学しちゃって勉強はかどるの!?そもそもあんな沈みそうな街に大学なんてあるの!?(笑)なんて質問には後日答えるとして、その前になぜ僕がヴェネチアに留学しているのか?今回はその経緯をさくっとお伝えしようと思います。

 

■海外で生まれる

まず、自分の根っこの部分にある海外への関心は、僕が生まれた時まで遡ります。実は僕、カナダで生まれました。それから幼少期の数年間をオーストラリアで過ごしました。こう言うとかっこいいですが、日本に帰国したのが5歳の時なので、記憶はほとんどありません。覚えているのは、家のベランダによくオウムが遊びに来たこと、大家さんが飼っていたコリー犬、ある日の幼稚園のお昼寝タイムに寝れなかったこと(笑)。どれも曖昧で不完全な記憶です。オーストラリアでは現地の幼稚園と日本人幼稚園の両方に通っていた(らしい)のですが、言語が完全に身に着く前に帰国してしまったようで、英語に関してもネイティブの面影などどこにもなく、その結果帰国子女なのに英語ができない、というなんだかもったいない人になっちゃいました。

それでもこの生い立ちのおかげか、小さい頃から自然と外国に憧れがありました。

しかし、海外の記憶もなければ両親も日本人、学校だって地元の公立小中高。当然ごく普通の日本人として育ちます。さらに普段からおとなしく周りに流されやすいタイプで、やりたいことがあっても自分から行動することは少なかった僕。一つのことに熱中しやすい性格もあいまって、中学高校はそれぞれサッカー、テニスと部活に打ち込んでいて、海外と関わることもなく学生生活を送っていました。

 

留学の夢破れる

そんな僕が海外に目を向ける第2のきっかけは高校時代。進学校だった僕の高校はイギリスのパブリックスクールと姉妹校の関係にあり、交換留学の制度がありました。普通ならそこで異文化体験して英語も身につけ、グローバルな視野が広がった!っていう流れなんでしょうが…。すごくかっこ悪いことに、僕は選考で落とされました。それも完全に自分の準備不足で。人生で激しく後悔していることの一つです。しかし行けないとなったら行きたくなるのが人の心情、一通り反省したあとは、いつか絶対留学してやるって決めました。留学必須の早稲田大学国際教養学部に入学したのも、留学したかったというのが大きな理由になっています。

 

 ■カナダ旅行

そんな僕の留学への思いを加速させたのが、大学1年の春休みに行ったカナダ旅行でした。

目的はカナダに住んでいる友達を訪ねること、それから自分の生まれた地を訪れること。初めての一人旅でした。僕の生まれた街、トロントは、巨大なタワーがあったりビジネス街があったりするカナダ1、2を誇る大都市。だけど、東京とは全然雰囲気が違うしみんな英語で話しているし、とにかく衝撃を受けました。人柄も日本とは違って、知らない人同士でも楽しそうに世間話をしていたのが印象的でした。

ある日の午後、道に迷っていた僕はどのバスに乗ればいいかわからずバス停で時刻表を眺めていました。すると一人のおばさんが近づいてきて、道を教えてくれ、さらにバスで使えるコインまでくれたのです。些細なことでしたが、日本ではなかなか起こらないような状況に、感動している自分がいました。と同時にこの街が大好きになりました。1週間のカナダ旅行は本当に一瞬で、それからもっと色々な国を見てみたいと思うようになりました。色々あって今はヴェネチアに留学しています。なぜヴェネチアを選んだかは次回の記事でご紹介します。

 

■ 一生を日本だけで過ごすのはもったいない

さて、ここまでの少ない人生経験を経て、僕は一生を日本だけで過ごすのはもったいない!と声高に主張したい。日本に住むのは大いに結構です。でもそれは他の国を見てからでも遅くはないんじゃないでしょうか?日本が住みやすい国だとか、自分に合っているとか、そんなの他の国と比べてみなければわからないでしょう。例えるなら、田舎で生まれ育った人が東京を見ずして一生を終えるようなもので、東京のような都会に出てみたら、もう田舎には戻れないかもしれないし、逆に田舎ののんびりした空気がいいな、と田舎の良さを再発見するかもしれない。でも田舎にずっとこもっていたら東京の良さどころか田舎の良さにも気付けない。逆に都会育ちのひともまた然り。

世界も同じだと思います。日本は世界的に見たら大陸の端にくっついている田舎の国かもしれない。だとすれば世界に出るということは、日本の良さを再発見することにも繋がります。最初から日本に閉じこもるのではなく、日本の良さを再発見した上で日本に住むと決めたなら、それは間違いなく素晴らしいことでしょう。僕もこれから色々な国を見ていきたい。皆さんも自分がどこで一生を過ごすのか、ぜひ世界を見てから決めてはいかがでしょうか?


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