教養の記事一覧

スペインで「ゲイシャ」の講演

コスタリカから、スペインに引っ越してきて初めての投稿です。 マドリードの国際交流基金 Fundación Japón (Almagro 5, 28010, Madrid) では、日本の文化紹介や、国際交流のイベントをよくやっています。面白いプログラムを見逃してしまって残念な思いをすることもしばしば。日本文化の紹介は、基…

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うちの野球チームの社長が、全米でも注目を集めてるって言うから、日本に招待してみた。

こんにちは。開国ジャパン・アンバサダーの森岡浩志(モリス)です。コラムへの寄稿はお久しぶりとなります。近況はこちらのブログでもアップされているので、ご興味ある方は是非クリック! さて、この度、来る2014年1月15日(水)と17日(金)に、弊社リーハイバレー・アイアンピッグスの球団代表「カート・ランデス氏」が、東京は新…

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ミャンマーの北部で改めて気づいたミャンマーの多様性

前回の寄稿から随分と間が空いてしまった。この間、ミャンマーを取り巻く状況は目まぐるしく変わっている分野もあれば、そうでない分野もある。今回は「開国」しても変わることのないミャンマーという国家の多様性について書きたいと思う。 以前も述べたが、ミャンマーは7つの管区と7つの州から成っている。管区には主にビルマ族が多く住み、…

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収まりを見せないミャンマーの宗教対立  ~穏やかな国民性の裏で~

5月の25日と26日両日、安倍総理大臣がミャンマーを訪問し、アウン・サン・スーチー女史、テインセイン大統領との会談を行った。 既に決まっている円借款(510億円)に加えて400億円の無償資金・技術協力を供与することを伝達。さらに残高約2000億円の債務を免除する方針も示唆した。 このニュースは日本・ミャンマーの両国で大…

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言葉やジェスチャーの本当の意味、知っていますか?

お久しぶりです。 5月も末ということで、少し暖かい気候になるのかな~と思いきや、真冬に着ていたコートを取り出したのが昨日です。イタリアの5月は、いつもは本当に暑いのですが、今年はなぜか肌寒いです。   それはさておき、最近「トホホ」な出来事がありました。 私の日本の同級生はこの春、晴れて大学1回生になりました…

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ミャンマーなのか?ビルマなのか?

多くの人がミャンマー連邦共和国のことをミャンマーと呼ぶのか、ビルマと呼ぶのか果たしてどちらが正しいのか、はたまたなぜふたつも国名があるのか困惑しているように思う。正直、私もそのうちの一人なのだが、今日はそのふたつの国名について書いてみたいと思う。   国名の変遷から見ていくが、 1948年から1974年までビ…

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【速報】ミャンマーに潜む宗教対立問題勃発

私は以前ミャンマーの治安についてコラムを書いたことがある。その時と今に認識の違いはなく、もうすぐヤンゴンに住んでから1年が経つが、治安は極めて良い。と思っている。 しかし、有事の時の話は別である。 3月20日にミャンマー中部にある、メイッティーラという都市の貴金属店でインド系イスラム教徒と仏教徒の間で金取引を巡りトラブ…

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あきらめないための合言葉「ジュガール」

はじめまして!このたびインドから寄稿させていただくことになりました、三浦恭子です。 現在、私はインド西海岸の大都市ムンバイで暮らしています。 インド随一の金融街および年間およそ1,000本の新作を生み出すといわれるインド映画界「ボリウッド」のホームベースとしてその華やかな側面が知られる都市ですが、一方で1千2百万人以上…

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国境を越えるイノベーションに必要な3つの人的ネットワーク

シンチャオ、ベトナムの小原です。 日本は寒い日が続いているようですね。 朝晩は涼しくなってきたホーチミンですが、相変わらず暑い日々が続いています。 1月中旬に日本に一時帰国しましたが、南国仕様の私の身体は東京の寒さに耐えられず、風邪をひいてしまいました。(幸い、ホーチミンに帰った途端に治りましたけれど。) —…

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世界をアニメで繋ぐ

sakurai_eyecatch

■アニメと・・・合体したい (活動内容) 今でも鮮明に覚えていることがある。今年(2011年)5月にロンドンで開催されたComic Conというアニメイベントでの一幕だ。「日常」(原作:あらゐけいいち 制作:京都アニメーション)というアニメがプロモーションとして会場の一画で放映されており、僕を含め6~7人がその画面を見…

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日本の有事リスク:北朝鮮

Yoshikawa

貧しいA国は、なけなしのお金で一生懸命とっておきの武器を作っています。そうして、武器のでき具合をアピールして、周りの国を恐喝します。近所の裕福なB国のあなたは、どうしたらいいと思いますか? A.危険なので、攻め滅ぼしてしまえ。 B.兵糧攻め。餓死寸前に降参するか、自滅するまで待つ。 C.恐喝の目的はお金なので、小遣いを…

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「歴史問題」を考える

Yoshikawa_eyecatch

過去三回にわたる辛亥革命100年シリーズの番外編として、現代に時々噴出する「歴史問題」。一体いつまでやれば気が済むのか?親日派といわれるシンガポール前首相リー・クアンユーはいう。「日本人がなぜ過ちを認め、それを謝罪し、前進することに消極的なのか私には理解できない。(中略)日本人はまずこの謝罪問題に決着をつけるべきである…

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辛亥革命100年:傍系の日中関係、アジア主義の系譜(その3)

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■番外編なアジア主義者 日中戦争が始まると、インテリ層の頭の産物ではない、最も地に足がついたアジア主義というべきものが生まれる。実際の人数がどれくらいかは分からないが、彼らは、自らを「文化戦士」と名乗った。 日中戦争で、最終的には百万ともいわれる日本人が徴兵されて中国に渡り、奥地に進軍すると、キリスト教会から送られた、…

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辛亥革命100年:傍系の日中関係、アジア主義の系譜(その2)

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■日本台頭後のアジア主義 初期のアジア主義は、西洋一辺倒になっていた日本社会に対し、アジアという視点をリマインドさせるというカウンター・バランス的な役割を担った思想であるといえる。 だが、日露戦争後アジアの大国のステータスを獲得すると、日本は自国だけでなく、アジア全体という視点と、西洋との協調という従来の姿勢との間でバ…

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辛亥革命100年:傍系の日中関係、アジア主義の系譜(その1)

Yoshikawa

今年は辛亥革命勃発100年目に当たる。辛亥革命とは、清王朝を倒すべく、武力蜂起が起き、孫文率いる国民党軍がラストエンペラー、愛親覚羅溥儀を退位させるまでをいう。 それからの100年は革命(辛亥革命は第一革命で、その後第2、第3革命を経る)、内乱時代、日中戦争、国民党と共産党の内戦、共産党政権樹立という激動を経て、今新興…

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日本の外交・安全保障にまつわる、ありがちな誤解・風説たち(後編)

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3)日米同盟に縛られて日本はアメリカの言いなりになっている それでは、アメリカとの協力体制が故に、日本はアメリカの言いなりになっているか?といわれると、そういう面は確かに、日本側のメンタルの中に巣食っている。 例えばよく日本はアメリカからフリーライダーだといわれ、国際貢献をするようよく迫られる構図があった。だが、世界第…

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日本の外交・安全保障にまつわる、ありがちな誤解・風説たち(前編)

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過去数回において、安全保障を考える上でのベースとなる話をいくつか書いてきたが、今回は2回にわたり巷に出回っている、ありがちな誤解・風説に触れていきたい。   1)日本は自分の国は自分で守ることを忘れている 「日本は自分の国は自分で守ることを忘れている」は、まず本当か?日米同盟を組んで、日本が外国から攻撃を受け…

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東大からMITへ。小石と夢の行方。

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■呑み込めなかった小石 僕は大学を卒業した後、22歳で渡米し、マサチューセッツ工科大学(MIT)の航空宇宙工学科で修士・博士を取る道を進んだ。僕をこの道へ連れ出したのは、少々物分りが悪い性格と、あるひとつの幸運な出会いだった。   その出会いがあった学部四年生の頃まで、僕は学位留学という選択肢を考えもしなかっ…

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平和は作るもの

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日本人にありがちな誤解の筆頭に「世の中デフォルト(初期設定)平和」がある。基本的に平和であるはずで、何かしらのハプニングで一部の悪い人が戦争してしまう。と思っている人があまりに多いように思える。 しかし、逆が真で「平和は作るもの」であり、ちゃんとメンテナンスしていないと、紛争、戦争が起きてしまう。というのが実情である。…

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地政学に基づいた多極化世界(世界編)

Yoshikawa

■覇権の衰退期は危険な時期 一般的に覇権国の衰退、また新興国の台頭は非常に危険な時期である。大体一度は戦争が起きる。 世界近代史を振り返ってみれば、最初に大航海時代の口火を切ったのは、スペイン・ポルトガル。ポルトガルは人口が少なすぎて覇権を狙えなかったが、スペインは南米に進出し、黄金を手に入れ大いに繁栄した。これに対抗…

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開国アンバサダー

現在89のアンバサダーが活躍中!

開国アンバサダーは、「グローバル社会で活躍する新しい日本人のロールモデル」 です。開国ジャパンでは彼らの熱い想いを発信しています。

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