グローバル力とは
開国ジャパンでは【3つのCOM】(トリコム)のコンセプトに基づいて、日本および日本人のグローバル化を目指します。
【Community】 世界を1つのコミュニティと捉え広い視野を持って行動し、多様な文化を受容する社会を形成することで、異文化間の相互理解を実現し、豊かで平和なコミュニティ形成を実現する
【Competition】 文化背景が異なる社会において、交渉力/決断力など、良い意味での「戦う」ための基礎力を身につけることで、国際社会における日本の競争力と存在感の向上を実現する
【Comprehension】 上記の2つのCOMを実現するために、異文化を包括的に理解し、相手の感情や主張を理解し受け入れる事ができるための知識および理解力を高めることを実現する
開国ジャパンが考えるグローバル力とは?
開国ジャパンでは、Community、Competitionを追求するために必要な基礎力、 Comprehensionを高めていくことがグローバル力を育むための重要なファクターだと考えます。
開国ジャパンでは、この基礎力を、「言語力」「教養力」「ふるまい力」「時事力」「経験力」という5つの軸で定義し、これらを総合的に伸ばしていくことで、地球レベルで活躍できるグローバル人材の育成を目指します。
※グローバルという1つの流れも時代の流れと共に変化していきます。一方、日本という国の状況、情勢、日本人のマインドセットも時代とともに変化していきます。開国ジャパンでは、グローバル力の定義について常に見直しを行うことで、刻々と変化するグローバル社会に応じたグローバル力に関する情報を提供していきたいと考えています。
【言語力】
言語力とは、人間同士がコミュニケーションする上でのもっとも基本的なツールである言語を使いこなせる力です。英語をはじめとした国際言語、外国語を使えることがグローバル人材としての能力として強く求められています。言語の軸では、教科書的に学ぶような語学学習だけでなく、実際に使用される生の表現を含めてより実用的な表現を理解・習得し、机上だけでなく実際の会話として実践的に使用できる能力が求められています。
【教養力】
教養力とは、異なる文化背景を持つ人々との交流、諸外国で活躍する際に必要不可欠な知識を備えている力です。国境を越えることで異なる認識をもつ諸外国特有の、歴史、経済、政治、音楽、宗教、衣食住などに関して幅広く習得することを目指します。また、同様にグローバル人材には、日本に関する知識を備え、外国人に対して説明できる力も求められています。
【ふるまい力】
ふるまい力とは、日本と異なる文化・行動特性を理解し、それらを踏まえて柔軟に行動できる力を指します。文化背景が異なることで、特定のシチュエーションでどのように行動すべきか、常識なども異なってきます。日本独自の固定観念に縛られず、違いを受け入れ、理解しておくことで、国境を越えた様々なTPOに応じた柔軟な行動へとつなげていくことが求められています。また、国際社会で受け入れられやすいキャラクターを知った上で、自分自身の性格特性と比較し、自分なりにアジャストできる力も大切です。
【時事力】
時事力とは、国際的に注目度の高い事象・ニュースについての幅広く理解している力です。グローバル人材では、世界的にトレンドとなっている話題に対し、他のグローバル力軸をベースにし、独自の哲学と紐付けた意見を持ち、説明でき、議論に参加できることが求められています。また、この力を身につけるベースとして、グローバルレベルで話題になっている情報を収集、取捨選択できる情報処理能力も求められます。
【経験力】
経験力とは、海外でのビジネス・留学・旅行・生活など実体験を通じて、グローバルな価値観を自身の生の経験として体験していることです。本やニュースなどで学んだことを生かした経験は、他では代えられない自分自身だけの力となります。この実際の経験に基づいた自信がグローバル人材に求められています。