アフリカ女子対談 開国アフリカスタート!?

 

<品川夏乃のアフリカの第一印象>

(愛理) 汐留のスタバで枝豆豆腐を食べる西アフリカ帰りの夏乃ちゃん……。夏乃ちゃんは大人になってからアフリカに行ったんだよね?

(夏乃) まあ、今でも大人になっていないのですが……。

(愛理) いやいや、年齢的な話しですよ(笑)

(夏乃) あ、そうですよね、20歳の時にはじめてアフリカに行きました。

(愛理) 栃木の田んぼで元気いっぱいに育ち、田舎でいっぱい光合成をし、ある程度「日本人」としての形が出来てからアフリカに行って、どんな印象を受けた?

(夏乃) 最初は「もう帰りたい」とは思わなかったんですよ。自分で決めたことだし、ずっと前から自分の心の中にアフリカってあったので。東京で選んだ大学(早稲田大学)もアフリカに留学できるからだし。でもウガンダに行ってみて、やっぱりかなりきつかった。

(愛理) 何が?

(夏乃) 水とか電気とか設備とか物質的なことより、制度であったり、人の勤勉さというか、お役所仕事だったり。色々最初登録しなきゃ行けないじゃないですか?あれがもう悪夢で……。学校の科目登録に3ヶ月かかるとは、「何じゃそれ」って感じですよ(笑)。登録し終わったら、「はいテストです」ってまじ意味が分からん!(笑)

あと私の中で精神的につらかったのは、私はアフリカに対して固定のイメージを持って行っちゃってたんですよね。「貧しいけれども頑張るぞ」的な美しいアフリカを描いて行ったんですが、実際に行ってみたら、メンタリティー的な問題っていうか、頑張るどころか「どうせ俺たちは……。」って思っている人たちが多くて。そこで、結構萎えましたね。「これがアフリカなんだ」って自分に言い聞かせるようになったのはウガンダに行って1年経って、そろそろ帰るぞくらいの時期になるんですが。それまでは、ここが他と比べて善し悪しで判断していていたんですよね。それに対してすごく反省しています。

(愛理) 科目登録に3ヶ月か……。それはやる気なくなるよね(笑)

(夏乃) ほんとですよ~、そりゃお金でなんとか解決もしたくなりますよね~(笑)

(愛理) よく役所や銀行、大学もそうだし、ありがちなのは、何か対応が遅かったり永遠に並んだりする時、「システム」のせいにするよね……。

(夏乃) そうそう、わかる!「昨日、システムが変わった」とかそういう言い訳!

(愛理) 「まだ使い方分からない」とか。「今日はなぜか作動しない」とか……。(笑) システム変わったばっかとか「毎回じゃん!」って突っ込みたくなるよね(笑)

(夏乃) 会議ネタとかも多い。「なんとかさんは~、今日会議だから明日来い」とか……。「今日何時に戻ってくるの?」って聞いても秘書の人がスケジュールを分かってないことって多い。しかも、言われた時間通り明日来ても、相手は2時間遅れで来るし~。秘書がお茶飲んでるただのおばさんだったり……。(笑)

(愛理) まあ、日本じゃまずありえないよね……。(笑)

 

 

 

<山脇愛理のアフリカの第一印象>

(愛理) 私は大人になってから日本に逆流してきたわけなんだけど……。私が初めてアフリカに行ったのは6歳の時。幼稚園卒園の前でさ、幼稚園の先生に「アフリカ行ったら、みんな裸で牛の糞で出来た家に住むんだよ」って言われて、ちっちゃい子なりに超心配だった!

(夏乃) そんな先生おおげさすぎ……。(笑) どうでした、最初の印象は?

(愛理) 印象は真逆。幼稚園生が大人に言われて自分なりに描いていたアフリカのイメージとは全く逆で。すごく都会で、家は秘密の花園の館みたいだったよ。

(夏乃) 私たちはそれぞれ違うイメージを持っていたけれど、それぞれある程度の先入観を抱いてアフリカに行ったわけですね。

 

<アフリカの人ってどんな感じ?>

(愛理) なんか、日本とアフリカって表面的なところは対照的なんだけれど、根っこがまじめなところとか、元々の人間的な部分は似ているところがたくさんあると思う。なんか、ちょっと昔の日本人みたいな感じをアフリカの多くの人って持っていると思う。

(夏乃) 私は「三丁目の夕日」の映画をはじめてみたのがコートジボワールだったんですが。

(愛理) よくあったね、そんなところに!(笑)

(夏乃) 日本大使館が「ジャパンカルチャーウィーク」というイベントをやってて。でも地元の人たちはすごく喜んで観てましたよ。あ、日本にもこんな時代があったんだねみたいな……。私も私で、なんていうか、コートジボワールやウガンダと一緒じゃんって思いましたよ。

(愛理) 国によって、っていうか、国は人の都合で勝手に線を引いて作られたものだけど、地域によって人間性ってアフリカの中でも色々あるよね。東西南北で全然違うし、見た目も言葉も違うし。でもそんな中で、私はちょっと昔の日本は知らないけど、おばあちゃんや両親の世代から聞いているちょっと昔の日本に近いところが色んなところで感じる。特にジンバブエ人の勤勉さとか、ウガンダ人とかガーナの田舎の人の温かさとか、純粋にまじめな感じとか。

(夏乃) いやらしさがないと言うか、計算高くないというか、もちろん中にはそういう人もいるけど、嘘ついても分かりやすい嘘だったり!

(愛理) 答えが分からなくても「答えてあげなきゃ」って思いからYESって言っちゃうんだよね。アフリカで道とか聞くとき、絶対YES/NOで答えが返って来るような聞き方はしない方が良いと思う(笑)

(夏乃) 日本も良くあるけど、分からないとニコニコしてたり。私が特に好きなのはサヘル地域の人たち。スーダン、ニジェール、マリ、ブルキナ、、、あの辺の環境の厳しいところの人って、なんでこんなに性格がいいんだろうって思う。エチオピア人は誇り高いというか、私は最初に行ったのがウガンダだから、ウガンダと比べると、そういうところがあるなって思う。そんなエチオピア人好きだし。ケニア人のなんというか、熱っぽい感じとかも……。

(愛理) どこの人たちも、自分の背景や自分の部族に関して、とてもプライドを持っている人が多い。欧米諸国の植民地配下にあったころの影響ですれちゃっている人もいるんだけれども、一般的には普通の服を着ていても民族性意識は高いと思う。

(夏乃) 本当にすれている人はすれていますよね……。

(愛理) でも、もとは彼らのせいではないんだけどね……。いい様に利用されてきた大陸だから。

(夏乃) 植民地のレガシーって、資源を悪利用されることよりも一番の問題は、彼らの本来のメンタリティーを殺して、何世代にも渡って植え付けることによって支配しやすくなるというか。あれは許せないよね。

(愛理) だから植民地としてアフリカを使った国は今、援助して実は当然なんだよね。自分で蒔いた種だもん。でもそういうハンデがあるにも関わらず、立ち上がろうとし続けている大陸だよね。

(夏乃) そう言った意味でも、昔の日本に通ずる部分ってあると思いますよ。

<周りのアフリカに対する印象>

(愛理) アフリカってみんなが想像するのと大分違うよね。周りはみんなどういうイメージを持っている?

(夏乃) 戦争、貧困、エイズ。

(愛理) おお、戦争が先に出てくるんだ。

(夏乃) 貧困、飢餓、食べ物がない、あと緑がない。それは私にとって意味が分からないんだけれども、私の中でアフリカは緑だらけだから。

(愛理) 緑が全然ないところもあるけれどね。私も高校のとき、日本やイギリスの友達に「私、ダチョウに乗って学校通っているんだ~。朝は窓開けるとキリンがいるし。ダチョウって番犬の代わりにいいんだよ、蹴りが強いから!」っていうとみんな本気で信じてた(笑) 本当に窓を開けたらキリンがいる館とかケニアにあるけど……、でもあまりにも今まで他の大陸より情報が少なかったから、イメージが偏っちゃってるよね。私はアフリカってこの惑星、地球に考えられる景色が一通り「ぎゅっ」って詰まっている大陸だと思う。サバンナや熱帯雨林、砂漠や森林、雪山などの大自然だけではなく、人間がからんでいる環境も含めて。自給自足のド田舎からNGOのCMで見る様なひび割れた畑もあれば、ベバリーヒルズみたいなところとかもあるわけで……。

(夏乃) ケープタウンとかすごいですよね。

(愛理) ジンバブエの首都ハラレに新しい高級住宅街ができるんだけど、そこの完成予定図を昨年見せてもらったらすんごいの。六本木ヒルズみたいにブランドとか入ったモールが隣接してて、しかも名前が「ベバリーヒルズ」って書いてあった!(笑)

(夏乃) さすが!ムガベ大統領もそこ住むんですか?

(愛理) う~ん、別宅とか買ってそう。なんかね、そこを計画している人はムガベ大統領の甥っ子でハラレの7分の1の土地を所有しているんだよ。

(夏乃) どんだけ~!!

(愛理) ジンバブエの“お買い得の時”にいっぱい買ったんだよ。今お金ある人はジンバブエに投資したら超もうかるよ~。

(夏乃) それ、開国ジャパンで宣伝しましょうよ!(笑)  開国ジャパン投資プログラムみたいなの。

(愛理) あと、南アフリカの鉱山関係の黒人企業の株主になることと、ジンバブエの土地開発!

(夏乃) あついあつい!そういうのもふまえて、アフリカには全てがある。

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